目標 2030年までに小売・消費レベルにおける世界全体の一人当たりの食料の廃棄を半減させ、収穫後損失などの生産・サプライチェーンにおける食品ロスを減少させる。
出典:外務省訳

食料廃棄が減れば変えられること
自慢ではないですが、私の母の手料理はどれもおいしく、残したことがありません。
安い食材で毎日違う料理をつくってくれたものです。食が貧しくなると人間が貧しくなるからということで、量もたくさんありました。
結果、私は太る事となってしまいましたが、、、今でも感謝しています。
現在、日本は飽食時代と言われるようになりました。
食べ残しや食料廃棄が社会問題となり、よくニュースでも取り上げられております。
母の手料理を残さず食べてきた私にとっては、とても気になります。
そこで今日は、日本で食料がどれくらい廃棄されているか。
また、その廃棄がなくなったら世界はどうなるだろうかというテーマでお話しします。
食料の廃棄を無くすことで得られるメリットは色々ありますが、私が思うメリットは「さらにおいしいものが食べられる」「社会貢献につながる」
という事です。
家の食事で例えると、食べ残しが減るということは余計な食材を買わなくて済むことになり、家計の負担も減ります。家計に余裕ができれば、浮いたお金でより美味しいものが食べられます。
また、無駄な食材を買わなければ、困っている人たちにその食材を届けられるという社会貢献ができるのではないかと思うのです。
ちなみに1世帯3人の月平均の食費は60,000円弱(外食含まず)です。10%食べ残していたとして、それがなくなると、
6,000円がうきます。1回くらいの外食ができておいしいものが食べられるのではないでしょうか。
これは、1世帯の話なので、ちっぽけな話しかもしれないですが、これが10世帯、100世帯・・・となれば
無駄になる食材も減ることになります。その無駄にならなかった食材を困っている人たちに届けられれば、みんな幸せになれると思うのです。
あなたにとっても、食べることに困っている人にも以下の良いことがあります。
- 毎月の食費が減る
- その減った食費分で月1回外食ができる
- 無駄にせずに済んだ食材を、食べることで困っている人に届けることができる。
毎月の食費を減らすことができ、お母さんも奥さんもきっと喜ぶはずです。
その結果、世界で飢餓に苦しむ人々を救うことにつながるかもしれません。
皮肉な事なことに、世界には「食べられない人」と「食べ過ぎる人」がいてどちらも不健康な状態にあります。両方の人たちが、食事を分け合えることができれば両者の問題が一気に解決します。
まずは明日一日の食事を食べ残さないことから始めてみませんか?
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