16.3 みんなが暴力に怯えなくて良い世界を目指して

目標 国家及び国際的なレベルでの法の支配を促進し、全ての人々に司法への平等なアクセスを提供する。

出典:外務省訳

暴力や争いに怯える人々がいない世界を目指しませんか?
 
私たちが平和に過ごしている中で、今現在も紛争や暴力を振われ続けている地域が世界には存在します。
 
法というものがなく、基本的人権が全く保証されていない状況下で生活している地域があるのです。
 
 
今回は、紛争・子供たちへの教育環境・虐待や暴力・不当労働などを無くし、世界の人々が平和と公正の下に生きていける世界の作り方についてご紹介します。
 
この記事を読むことで、基本的人権が保障されず、苦しんでいる子どもたちを見て悲しく心苦しく思うことが少しでも減るといいなと思います。
 
 
世界中全ての人々に、まず出生記録をはじめとした法的な身分証明を徹底させることで、世界の経済環境や労働環境は大きくクリーンになると考えます。
そして、世界の全ての人が平等にインターネットへアクセス出来るようにすることも大切です。
それにより国内法規や国際協定の情報を平等に与えることができ、基本的な自由が保証されると考えます。
 
出生届の提出・登録をすることで、個人の権利の保証・司法へのアクセス・社会サービスを受けることが可能になります。
しかし現状としては、全世界では5歳になるまでに3割の子どもが出生登録されていません。
つまり、3割の子どもたちはこの権利やサービスが受けられていないことになります。
 
 
地域差や人種差によって、悪い労働環境で働かざるを得ない人々もいます。
環境の違いに左右されない平等な労働環境作りのために、汚職や贈賄といった違法な行為を取り締まって無くす必要もあります。
 
情報社会の今、先進国のインターネット普及率は81%となっています。
それに対して、発展途上国では41%にとどまります。
このような格差を1つずつ埋めていく事が平等な世界への1歩であると考えます。
 
 
直接的になにか手助けができるわけではなくても、寄付や募金の協力をしていくことで貧困地域のサポートや多くの子どもたちの命や健康の危機を救う手助けになると思います。
この現状を把握し、理解を深めることも問題意識への解決に向かっていると考えます。
 
一人でも多くの人々の笑顔のために少し行動してみましょう!
 
現地に行って難民支援や子供の保護をするだけが全てではありません。
この状況を知らない誰かに共有し、さらに拡散するだけでもいいと思います。
今の自分にできる限りでいいので支援や活動をしてみるのはいかがでしょうか。

 

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