17.17 パートナーシップを活用して命を守ろう

目標 さまざまなパートナーシップの経験や資源戦略を基にした、効果的な公的、官民、市民社会のパートナーシップを奨励・推進する

出典:外務省訳

SDGsと防災情報

私は日本に産まれ、日本で育ってきた中で、「生命の危険」を感じながら生活をしたことがありません。


病気やケガはありますが、日常の中で生命の危険を感じたり、銃をむけられたりすることは一度もありません。

長年、そういった事は特殊な出来事だと思っていました。

これは私だけでなく、戦後の高度成長期以後日本に産まれ、平和な日本で育ってきた多くの人が感じているのではないでしょうか。世界には「生命の危険」が日常の国だってあるのです。

しかし、コロナウイルスの感染拡大や地震・大雨などの災害発生で、私を含め多くの日本人も実際に生命の危険や不安を感じながら日常生活を送る事を強いられる事になりました。
誰も悪くありません。予想も出来ません。
それでも災害は突然やってきます。昨日まであった日常がほんのひと時で奪われてしまうのです。

では、災害に遭ってしまった場合に私たちは何もなすすべがないのでしょうか?

そんな事はありません。

災害に備える・災害が起きた時の対処は可能です。
今は、インターネットを介して世界中の情報が手に入りますし、逆に発信する事も出来ます。

災害に関する情報も、災害を経験してきた人の情報も沢山あるのです。そして、災害情報を求める人たちが沢山いるのです。

自分たちだけでなく、様々な立場の人達がパートナーシップを結べば、有益な情報や知恵がみんなで共有できます。
素晴らしい情報が共有できれば、平和な日常の維持も、平和な日常への早期回復もすべての人たちが望めるのではないでしょうか。

災害を経験した人は誰しも自分の経験から、平和のためのアイデアがあると思います。

そういったアイデアを活用していきましょう。災害に備えるのに役立つリンク集を最後に乗せていますので、ぜひ活用してください。

パートナーシップとは国と国との間だけではありません。企業・個人・消費者・投資家・研究者・NPO、支援する側とされる側、様々な立場の様々の関係者が協力し合って、平和な世界を作るだと私は思います。

災害に役立つリンク集

➀日本赤十字社 東京支部 災害時に備えるチェックリスト

https://www.tokyo.jrc.or.jp/checklist.html

②首相官邸「災害の備え チェックリスト」

https://www.kantei.go.jp/jp/content/000064513.pdf

 

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  • ディーセントワークをする若者たち
    8.5 誰もがディーセントワークの未来​へ