12.8 学校教育でSDGsを学ぶ時代

目標 2030年までに、人々があらゆる場所において、持続可能な開発及び自然と調和したライフスタイルに関する情報と意識を持つようにする。

出典:外務省訳

SDGs」を知ったのはいつでしょうか。このページで初めて知った方がいらっしゃるなら幸いです。私は、弊社に入社してからその存在を知る事となりました。
あまり馴染みの無い言葉だと思います。現在SDGsはまだまだ世の中には浸透しきっていません。ではどうすれば、この活動を知ってもらえるのでしょうか。

  

現在、日本全国とはいきませんが、SDGsの授業を取り入れている学校が増えています。
授業として、又は全校生徒で集まり、学年を問わずグループを作り、社会問題等に対して意見を交換したり、更には学生だけでなく生徒の家族や近所の人々に協力を頂いて、課題に対する意見交換、行動計画を実施しています。
他にも、実際にSDGsに取り組んでいる企業に努めている方の講義を聞いて、知識を深めています。

  

ただ、通学されているお子様がいらっしゃる方は、この取り組みに対してこう不安に思うのではないでしょうか。
SDGsに時間を割いて、本来の勉学が疎かになるのではないか。
その不安に対して私は、はっきりとNoと申し上げます。

  

SDGsの勉強をするにあたってどの様な行動をするのか、一通り挙げさせていただきます。

  1. SDGsを通し、今地球上で起こっている問題に対して「知見を広める
  2. 1で知った問題について「興味を持って調べる
  3. 一人ではなく「皆で話し合って意見交換をする
  4. その結果を内々に留めるのではなく「世の中に発信する

  

上記4つは勉学だけでなく、社会に出てからも必要不可欠なスキルです。
この習慣を幼い頃から身につけておく事によって、世の中の多くの事に対して、興味関心を持った、より潤いのある人生を送れる人間へと成長出来ます。

  

次の時代を生きる子供達にどういう目をして生きてほしいと考えますか。私は、希望に溢れた活き活きとした目をして生きてほしいと考えています。
それを養う為の学習が、SDGsを学ぶ事によって実現しています。
勿論、この取り組みを日本だけでなく、世界中全てで実施出来る様にする、というのがSDGsとしての目標の一つでもあります。

  

学生でないと、SDGsについて学ぶ事が出来ない、という事はございません。SDGsのセミナーは各地でも実施されていますので、興味が湧いた方は一度参加されてみてはいかがでしょうか。

 

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