11.6 数年前から注目されているエコ素材

目標 2030年までに、大気の質及び一般並びにその他の廃棄物の管理に特別な注意を払うことによるものを含め、都市の一人当たりの環境上の悪影響を軽減する。

出典:外務省訳

生活する上で、ゴミは必ず出ますよね?
世界中でもゴミを無くす、減らす、または再利用とゴミ処理の課題が付きませんが、数年前から注目されているエコ素材って現状どんなものがあるのでしょうか?
ここではその一部を紹介していきたいと思います。

  

まず、エコマークの基準がどんなものか見てみる

  

  1. その商品の製造、使用、廃棄などによる環境への負荷が、他の同様の商品と比較して相対的に少ないこと
  2. その商品を利用することにより、他の原因から生ずる環境への負荷を低減することができるなど環境保全に寄与する効果が大きいこと

  

となっています。
出来るだけ自然資源を消費し過ぎないように繰り返し利用が出来るもの、または使わなくなったら自然に還す事が出来るものといった感じでしょうか?
後はオーガニック素材等、原料を生産する過程で自然に配慮した物等ですね。

  

それでは、実際にどんなエコ素材があるのでしょうか?
例えば、衣類のエコ素材でエコペットというものがあります。
これは、リサイクルされたペットボトルやポリエステル衣類、ポリエステル衣類を生産した際の切れ端などの屑から生地を生成するというものです。
材質は元のポリエステルと変わりませんので、スポーツウェア等色々な物に利用されています。
またエコというと再生紙等も思い付きますが、日本の企業では石灰岩という石を材料とした紙なんて物も開発されています。
石出来ていますので水に強く破れにくい為、地図等の濡れたり破れては困る物に利用出来そうですね。
ただ、使用後の再利用が出来ないという点があり、賛否の分かれる素材のようです。

  

  • エコマテリアルという考え方

エコマテリアルとは、製品を作る際の材料の段階から再利用や環境の事を考えようという考え方です。
初めから資源の循環を意識した製品作りをするという事ですね。
例としては生分解性プラスチックなどが挙げられます。

  

今回は現在世の中に出回っているエコ素材の一部を紹介しました。
他にもまだまだあると思いますので、ぜひ探してみてください。

 

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