目標 2025年までに、海洋ごみや富栄養化を含む、特に陸上活動による汚染など、あらゆる種類の海洋汚染を防止し、大幅に削減する
出典:外務省訳

プラスチックが漂う海とは
みなさんは想像した事がありますか?
海洋中に存在するプラスチックの量が魚の量を超える日が遠くない事を・・・。
2016年に行われたダボス会議では重量ベースで2050年までにプラスチック量が魚の量を超過すると報告されました。
しかし2018年6月にカナダで開催されたG7で採択された、プラスチックゴミによる海洋汚染問題への各国の対策を促す文書に
日本はアメリカとともに憲章への署名を見送りました。
理由として、「趣旨には賛成しているが、法整備されておらず、社会にどのくらい影響がでるのか現段階ではわからないので
署名できない」との事でした。
それならば取り返しがつかなくなる前に・・と思い、個人でもはじめている事をいくつか紹介します。
➀ゴミのポイ捨ては絶対にしません。
同じ種類があるのならペットボトルではなく紙パックのドリンクを購入するようにしています。
②ストローは極力使わないようにしています。
コンビニエンスストアでフォークやスプーンは極力もらわないようにしています。
プラスチックゴミを分別して出すだけではなく、スーパーにあるリサイクルボックスを積極的に利用しています。
③ゴミ袋は購入せず、もらった袋を利用しています。
何をいまさらと言われるような極々普通の事です。
みなさんの中にはもっと気をつけている方もいるでしょう。
しかし生活の中ではプラスチック製品に頼っている事が多いのでゼロにはできませんが、「少しでも減らす事」、「リサイクル」
を心がけています。この心がけが大事なのではないでしょうか?
一人ひとりが気をつければ必ずプラスチックゴミは減り、リサイクルへの道も広がるはずです。
今回色々と調べる中でも企業としての取り組みをおこなっているところも増えているようです。
例えば・・
プラスチック製品の代替品開発を行う →プラスチック製品を減らす
プラスチック素材の技術革新を行う →永続的なプラスチックごみを減らす
プラスチックのリサイクル技術の革新を行う →リサイクル量を増やす
企業が取り組みをすると大きな成果が出そうですね。
プラスチックゴミがどのような問題を引き起こすのかご存知ですか?
「生態系を狂わせる」「安全な船舶ができない」「漁業や観光が衰える」「海岸部に暮らす人々に悪影響がでる」
等言われています。
よくメディアではマイクロプラスチックを餌と間違えて食べた海鳥や海洋生物が死んでしまうという悲しいニュースが
紹介されまよね。
きれいで豊かな美しい地球の海。
プラスチックよりたくさんの魚が漂う海へと取り返しがつかなくなる前に一緒にできる事からはじめてみませんか?
【この記事に関連する目標はこちら】
