10.4 手話革命

目標 税制、賃金、社会保障政策をはじめとする政策を導入し、平等の拡大を漸進的に達成する。

出典:外務省訳

障害者に対する差別はダメと分かっていても、いまだにそういう発言をする有名人・政治家たくさんいます。
健常者と障害者という言葉自体も差別かもしれない、、と言い出せばきりがないですが。

  

今日は特に聴覚障害者の方とどうやったら差別なく、もっと仲良くなれるかについて、考えてみたというテーマでお話します。

  

あるネット記事で見たことがあります。
2050年ころには9億人をこえる人が普通の生活ができなくなるような聴覚障害をもつようになるといわれているそうです。
なお、2050年ころには世界の人口は約90億人に増える見込みとのことが書いてありました。全世界の人口の10%が障害者になるそうです。

  

私は生きているかわかりませんが、意外に身近な問題ということですね。
でも、実感がないですね。さてどうしたものか。
そこでよいことを思いつきました。

  

今(2021年)、我々人類はコロナウィルスによっていろいろな制限を受けています。イベント、外食、会話さえまともに許されない毎日です。
でも、よく考えれば会話できるような気がします。
勘の良い方ならもうお分かりですね。
そう、手話です。
手話なら飛沫をまき散らすことはありません。
対面でも話せます。食事中でも話せますよね。

  

ただ、私もほとんど知りませんが、手話ができる方ってたくさんいるのでしょうか。だからこそ、提案です。

  

手話のできる障害者の方に先生になってもらって、健常者が生徒になるのです。
コロナウィルスによって、日本人が全員手話を覚え、聴覚障害者にとって優しい国になったとしたら、素晴らしいことと思いませんか。

  

私を含め、人間はすぐ忘れてしまいます。コロナウィルスもワクチンを皆が接種し、いつかインフルエンザのような存在になる日がくるのだと思います。そうなる前に今から始めてみませんか。

  

会社ではみんなで手話のコミュニケーションを朝礼でしてみる、学生の授業に国語や英語があるように、手話があってもよいのではないか。
差別をなくすというよりも、仲良くなる第一歩に。

 

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