目標　あらゆる次元での貧困を終わらせるための計画や政策を実施するべく、後発開発途上国をはじめとする開発途上国に対して適切かつ予測可能な手段を講じるため、開発協力の強化などを通じて、さまざまな供給源からの相当量の資源の動員を確保する。

出典：外務省訳

開発途上国の中でも特に貧しい国の事を後発開発途上国と言います。例えば年間総所得の凡そ10万を下回る環境で彼らは生活しています。

  

多くはアフリカに集中しておりますが、以前テレビで取り上げられ有名となった国も該当しています。

  

オーストラリア北東、南太平洋に位置する沈みゆく国、ツバル。この国も後発開発途上国として定義されています。

天然資源もほとんどなく、過去の高波、干ばつの影響による塩害で飲水すらままなりません。
漁業と観光業が主な産業ですが、余りにも遠く離れた位置にある為観光客の数は期待出来ず、その為、GDPの３分の２以上を先進国からの援助に頼っている状況です。

更には医療も整っておらず、感染症に悩まされています。
そしてこの度、コロナウイルスに対しては、全く歯が立たないと判断し入国制限する事となりました。
もし、入国制限をせずに今日まで過ごしていたとしたらツバルは無くなっていたかもしれません。

  

この様に明日生きれるかどうかわからないといった国が現在47国もあります。
後発開発途上国に住まう人々の生活や文化を絶やさない為にも我々が一丸となって、いつか後発開発途上国全ての人たちが、当たり前の様に明日を迎えられる様に、助け合い守っていく必要があるのではないでしょうか。