3.9 健康な地球を作ろう

 大気汚染で年に約700万人が亡くなる。一方2015年に水質汚染で約180万人が死亡しました。大気汚染や音質汚染死者が出ます。それを防ぐために自分で何ができるか?私たちの生活の中に何か影響がありますか?

 実は私たちは毎日汚染された空気を身体の中に吸い込みます。特に都会に住んでいる人たちのリスクはもっと高くなります。

 世界保健機関(WHO)の2018年5月2日の発表によりますと、世界人口の約90%が汚染された大気の下で暮らしています。それは1年に約700万人が死亡している原因です。

 健康や公衆衛生への影響


 二酸化硫黄は呼吸器症状や眼科症状、窒素酸化物は呼吸器症状、光化学オキシダントの大部分を占めるオゾンは単独では症状を引き起こさないが炭化水素は目への刺激症状を引き起こす。大気汚染と水質汚染の根本は私たちにあります。そのため、私たちが出来ることをしなければ意味が無いです。

 大気汚染の対策


 個人で出来る対策としては省エネルギーを使うことです。
そして車の仕様は控えて、バスや電車などの公共交通機関を使いましょう。

 水質汚染の対策


・料理の無駄を減らすことです。例えば、作りすぎた味噌汁を台所から流したときそのまま捨てずに棲める水質になるまで水で流してから捨てます。


・生ごみなどを有効活用します。例えば、生ごみを堆肥化してガーデニングに利用します、米のとぎ汁なども植物を水の代わりに使用することが出来ます。


・プラスチックの使用量を減らし、捨てる時にリサイクルしましょう。

 昔は自動車や工場から出される排出物で空とか太陽が見えなくなるほど汚れていると言われています。今は空を見ると太陽がちゃんと見えていると思いますが、ほんとに有害物質は無いでしょうか?

 見えにくくなった新たな有害物質


 現代、問題となっているのが「揮発性有機化合物」(VOC)と呼ばれている蒸発しやすい化学製品です。これは光化学スモッグやPM2.5の発生原因のひとつであり、私たちの日常活動の中から大気に出されています。

 つまり、大気や水質を汚すのは私たちがやったことです。気づいていないかもしれませんが、大気や水質汚染の一部の原因は私たちの中にあります。ですので、私たちも責任を持っています。

 まずは私たち自身を振り返ってみましょう。


私たちはちゃんとやれていますか?
その主体性が一人の命を助けれるかもしれません。

 

【この記事に関連する目標はこちら】

  • 日本の貧困イメージ
    1.2 日本貧困ラインとは