6.b 世界のどこでも安全なトイレと水を得ることができるためには

 

 日本では安全なトイレと水が得られ、衛生設備が整った環境に使用できます。
自宅、公園、学校、ビルなど当たり前に使えますが、世界では必ずしもそうとは限りません。安全な飲み水や衛生設備にアクセス出来ない人々は、世の中に大勢います。

 2010年までに安全な飲み水にアクセスできない人口の割合が22%から11%迄減っていました。しかし、それでも劣悪な水質や水不足、衛生施設の不備は医療と教育に悪影響を及ぼしています。

 安全な飲み水を利用できない人が増加する可能性はあります。
 

 水ストレスとは、年間取水総量を年間の利用可能な水資源総量で割った比率です。
具体的に言うと、一人当たりが年間で使える水の量が1,700トンを下回った状態です。

 日本では蛇口から必ず水が出ます。それにもかかわらず、スーパやコンビニで水買う人もいます。水が大幅に無くなったら、強いストレスを与えるのは言うまでもないです。

 ちなみに、水が不足になったらどうなるでしょう?


・食種不足の危険になる


 小麦などを栽培して収穫するのは、大量の水が必要です。水が足りなかったら、生産数も少なくなります。


・衝突(コンフリクト)が起きる

 国同士の対立が起きる可能性も考えられます。

 水不足を起こす原因


・地球温暖化による気候の変動


 気温が高くなったことで、水が減ったりするなどです。


・人口の増加


 世界人口は年々ぞうかしており、2050年までに約97億人になると予想されています。人口が増えれば、水の需要もふえ、水不足になる可能性もあがる。このような人口増加は、水不足の原因になってしまっているのです。

 世界の取り組みと私たちにできること


 世界水不足に対して私たちができることを見ていきましょう。


・節水意識を高く持つ


 日本は水の使用量がかなり多い国です。洗い物やシャワーなどの水は出しっぱなしにしてはやめましょう!


・NPO/NGOに寄付


 NPO/NGOに寄付することで間接的に支援することが出来ます。インターネットから寄付が出来ため、世界で困っている人々をサポートが出来ます。
 
 最後に水ストレスを辞めましょう。水と資源を大切しましょう。
水ストレスは私たちの暮らしに大きな影響を与えます。水問題に悩む人々を助けるためには、個人もできる取り組みをしていく必要があるでしょう。

 

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  • 日本の貧困イメージ
    1.2 日本貧困ラインとは