目標　生産活動や適切な雇用創出、起業、創造性及びイノベーションを支援する開発重視型の政策を促進するとともに、金融サービスへのアクセス改善などを通じて中小零細企業の設立や成長を奨励する。

出典：外務省訳

皆様は日頃会社や学校等、どこかへお出掛けする際に飲み物は持って出られるでしょうか。私は自宅でお茶を準備して出勤しているのですが、これが結構重たくて少し不便に感じています。
このような問題を解消する為にBOTLTO株式会社という企業様が、「マイボトルを用意して、外出先で中身を補充出来る」というシステムを提供しております。
これであれば空のままでも持ち歩けるので軽い上に、出先でペットボトルを買う事が無いのでエコにもなります。
まだまだサービスが始まったばかりですので、中身が補充出来る場所は少ないものの、SDGsの取り組みとしても非常に良いサービスだと思います。

  

さて、サービスの内容自体はとても素晴らしいものではありますが、運用維持管理等を考えると莫大な金額になります。
大手企業の場合ですと潤沢な資金源がありますが、BOTLTO株式会社様はまだ2018年に設立されたばかりの、所謂中小企業と呼ばれる企業にあたり、資金の問題解決は中々に難しいものであると考えられます。
「とても素晴らしいアイデアがあるのに、それを実現する為のお金が足りない」
これをサポートすべく、今日本各地では「SDGsに取り組む中小零細企業に対し、特別融資制度」が実施されています。

  

この制度のおかげで、素晴らしいアイデアを実現する為の力を付ける事ができ、BOTLTO株式会社様は今様々なメディアで取り上げられる程の知名度となりました。
これによりサービスだけでなく、SDGs自体も身の回りへと浸透していきます。便利な上に世界に優しい、というのは何だか良い気分になりますね。

  

繰り返しにはなりますが、「アイデアはあるのに実現する為のお金が無い」というのは非常に勿体ない事だと私は思います。
例えばですが、「「電気炊飯器」というアイデアがあるのに、実現する為のお金が無い」とすればいかがでしょうか。
現在当たり前になっている物ですが、これが無ければ薪を取ってきて、火を付けて、釜戸の前で炊きあがるのを待つという不便を味わう事となります。
しかし、電気炊飯器があればこの手間が無いので使う人は嬉しい、アイデアの発案者は物が売れて嬉しい、とWin-Winの関係で幸福の輪が広がっていきます。
この様に人と人、そして環境に良いアイデアという「金の卵」を、見逃すという事がなくなるのです。

  

我々は利用者側に立つ事が多いので、この制度のメリットを挙げるとするならば「新しいサービスを受ける機会が増える」という事になりますが、もし貴方に何か素晴らしいアイデアがあるのであれば、この制度を利用して企業を立ち上げ、新しいモノを生み出してみてはいかがでしょうか。

　

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