目標 貧困撲滅と持続可能な開発のための政策の確立・実施にあたっては、各国の政策空間及びリーダーシップを尊重する。
出典:外務省訳

SDGsの目標達成には、各国がそれぞれの文化・環境・経済状況などの特徴に沿った政策をいち早くとっていく必要があります。
そのためにも、国のリーダーが率先して国民の手を引かなければなりません。
目標17の「パートナーシップで目標を達成しよう」の為には、SDGsの目標達成の為、日本はどのような活動をしているのでしょうか。
日本は質の高い教育や産業と企業革新の基盤づくり、平和と公正をすべての人に、
などは達成できているものの達成できていない目標もたくさんあります。
目標5のジェンダー平等を実現しよう、目標13の気候変動に具体的な対策を、
目標14の海の豊かさを守ろう、目標15の陸の豊かさを守ろう、目標17のパートナーシップで目標を達成しよう
が最重要改善項目と言われています。
そこで日本政府はSDGs推進本部を立ち上げて、企業や学校へSDGsへの取り組みを促進しました。
設置されたのは2016年(平成28年)5月で、総理大臣を本部長・外務大臣と官房長官を副本部長としました。
SDGs実施指針として
- あらゆる人々が活躍する社会・ジェンダー平等の実現
- 健康・長寿の達成
- 成長市場の創出、地域活性化、科学技術イノベーション
- 持続可能で強靱な国土と質の高いインフラの整備
- 省・再生可能エネルギー、防災・気候変動対策、循環型社会
- 生物多様性、森林、海洋等の環境の保全
- 平和と安全・安心社会の実現
- SDGs実施推進の体制と手段
これらの8つが公表されました。
この8つの指針で設定されている課題の解決に向けて、具体的な策として発表されたのがSDGsアクションプランです。
- ビジネスとイノベーション ~SDGsと連動する「Society5.0」の推進~
- SDGsを原動力とした地方創生、強靭かつ環境にやさしい魅力的なまちづくり
- SDGsの担い手としての次世代・女性のエンパワーメント
要約すると、科学を発展させて環境にも良くて使いやすいものを作りましょう、持続可能な強靭なまちづくりをしましょう、女性をもっと活躍させましょう
というものなのですが新型コロナウイルスによって2021年に大きく手が加えられました。
- 感染症対策と次なる危機への備え
- よりより復興に向けたビジネスとイノベーションを通じた成長戦略
- SDGsを原動力とした地方創生、経済と環境の好循環の創出
- 一人ひとりの可能性の発揮と絆の強化を通じた行動の加速
新型コロナウイルスという脅威を乗り越えることが、現在の日本のみならず、世界中の人々の最重要課題です。
コロナウイルスとSDGsへの対策、やることは山積みですが、しっかり一歩ずつ、より良い未来の為に行動していけば何かが変わるはずです。
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